モダリティ形式「ようだ」「らしい」「そうだ」の使い分けについて日中母語話者の使用実態を中心に ,关于语气词「ようだ」「らしい」「そうだ」的区分使用以中日母语者的使用现状为中
要 旨:文は客観的な内容を表す命題と、それに対する話し手の主観を表す部分から成る。この話し手の主 観を表す表現はモダリティという。1その中で、数多く類似表現が存在する。「ようだ」「らしい」
「そうだ」は極めて類似な意味や用法を持っているモダリティ形式で、非常に微妙なニュアンスの差 がある。本稿では、まず、「ようだ」「らしい」「そうだ」三つの言葉を考察の対象とすることにし、 先行研究を踏まえながら、各共通機能における三語の使い分けの基準を明確にする。その次、日中母 語話者を対象に、アンケート調査を行い、三語に関する使用実態や使用傾向を明らかにする。さらに 中国人学習者への指導の提案を試みる。日本語学習者の一人として、今回の研究が日本語のモダリテ ィ研究の参考になることを願うとともに、中国人日本語学習者の勉強に役に立てばと思う。
キーワード:類似表現; 比較研究; 使用実態; 指導
1 庵功雄.新しい日本語学入門(第 2 版) [M].スリーエーネットワーク.2012:168.
关于语气词「ようだ」「らしい」「そうだ」的区分使用——以中日母语者的使用现状为中心
摘 要
语句是由表达客观内容的命题和与之相对的表达说话人主观意识的部分组成的。表达说话人主观意 识的部分被称为“语气”。在这些语气表达中存在着许多相类似的形式。「ようだ」「らしい」「そうだ」 在意义与用法上十分相似,却又有细微的差别。本文中,首先以「ようだ」「らしい」「そうだ」为对 象,综合参考文献明确三者在各个共有用法中区分使用时的基准。再以中日母语者为对象进行问卷调查。 分析这三个语气词的使用现状与使用倾向。最后更进一步地提出了中国学习者在学习这三个语气词时的 指导方案与注意点。笔者作为日语学习者中的一员,希望本次的研究能为接下来的日语语气词研究提供 参考,为中国的日语学习者提供帮助
关键词:相似表现; 比较研究; 使用现状; 指导
目次
1.はじめに 1
2.先行研究と本研究の立場 2
2.1 日本語「ようだ・らしい・そうだ」の研究 2
2.1.1 推量機能に基づく 2
2.1.2 伝聞機能に基づく 4
2.1.3 様態機能に基づく 4
2.2 使用意識に関する研究 5
2.3 本研究の立場 5
3.アンケートの構成と実施について 5
3.1 アンケートの作成 5
3.2 被験者について 5
3.3 調査内容 5
4.アンケートの結果のまとめ 6
4.1 中国人日本語学習者の使用実態 8
4.2 日本語母語話者の使用実態 8
5.考察 10
5.1 結果分析 10
5.2 結果による習得への示唆 10
6.結びと今後の課題 11
参考文献 14
付録 15
1. はじめに
豊なモダリティ形式は文に重要な働きを果たしていて、日本語の特徴の一つとして指摘されている。 仁田(2000)は、文について、「客観的事柄を表す命題と、命題や聞き手に対する話し手の態度を表 すモダリティという 2 つの要素から成り立っている」と述べている。これから、モダリティとは、 文の基本的な構造に主観的な判断や態度を表す要素ということが分かる。本論で取り扱う「ようだ」
「らしい」「そうだ」の三つのモダリティ形式は、その下位分類の「観察/推定の認識的モダリティ」 に属し、断言を避ける働きがあり、日本人の日常生活の中でよく使われる。
現代日本語において、三つのモダリティ形式「ようだ」「らしい」「そうだ」は、様態、推定、伝 聞といった一連の用法をめぐって互いに入り込んだ用いられ方をする類義のモダリティ形式である